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by suzunari72
| 2009-07-10 21:41
スーパーマーケットの精肉コーナーで、このような家族を見かけた。
けっこうな肥満家族。体質とか病気とか本人には不可抗力の結果の肥満だったら、こういう風に考えてはいけないんだけど…でも、買い物カゴの中身が、加工肉と脂っこい惣菜と甘い飲み物ばかりだったので、つい自分のカゴの中身を見直してしまった。 で、お菓子をひとつ商品棚に戻した。 子供のころは、家庭内食生活の管理責任者(母)がいたので、「お菓子買って!」と言って買ってくれる範囲なら病気にならないだろうと思い安心してねだっていた。もちろん買ってもらえないときもあるから、そういうときは「子供って不自由だわ」ってむくれる。 大人になった今、買うものは何でも自分で決められる。いわゆる「オトナ買い」なんてことだってできちゃう。だけど管理責任者が自分になったもんだから、自制心が働く結果、気持ち的に不自由だ。 「お菓子かっていい?」と考えなしのお気楽な立場でおねだりしていた頃は、今思えばあれはあれで心地良かったかな。 と思っている横で、お菓子を買ってもらえなかった子供が、大声で泣きながら母親に訴えている。なるほどやっぱり子供には戻りたくない。 「まあ、お気の毒。早く私みたいにオトナになりなさい、オトナになったら何でも自分で好きなもの選んでいいんだぞ。うしし。」と心の中で声をかけながら、私はお気に入りの缶ビールをカゴに入れたのでした。 #
by suzunari72
| 2009-06-09 22:11
なんとなく浮かない日々で、ブログも停滞しちゃったまま「まあいいや」となっていた今日この頃。
仕事を終えて帰宅し、ぼんやり覗いた郵便受けにはフランスから届いた一通の葉書が。 遠い国に住む友人からの便りがとても嬉しかったのと、「ブログ楽しく拝見しています」の一文に気持ちが押されて、久々に更新!☆ #
by suzunari72
| 2009-06-08 22:19
「讃岐うどん」といわれるうどんが好きなので、ここ数年はブームの影響もあってか東京でも讃岐スタイルで気軽に食べられる店が増えていて嬉しい。
「讃岐うどん」は四国旅のきっかけといっても過言ではないので、うどん情報はまめに集めて楽しんでいます。 そんな中、てっとり早い情報収集のひとつとして映画『UDON』をDVDで観ました。で、観たら観たで四国旅行まではとても待てない気分になり、家から一番近い「丸亀製麺」にかけこみ『釜たま』を食べてひとまずは落ち着いた、というありさま。 丸亀といって思い出されるのが宮部みゆきの『孤宿の人』。この時代小説は四国の架空の藩を舞台にしているのだけど、丸亀藩(現在の丸亀市)がベースのようです。美しい情景描写とせつないラストシーンが印象に残っています。 (ちなみに、「丸亀製麺」というチェーンのうどんやさんは、四国の企業ではないです。) #
by suzunari72
| 2009-04-23 09:57
旅の計画をたてています。目的地の地図や観光情報誌をみるのももちろん好きだけど、その土地に関する映画や書物にも関心を持ちます。
今回は四国めぐりのプランを練るなかで、「松山といえば『坊っちゃん』でしょ」などととても安直なひらめきがきっかけでした。 読み始めたら、可笑しくて可笑しくて、かなりニヤニヤ顔でページをめくっていたに違いない。吹き出すのをこらえたりするもんだから、通勤電車で本をひろげるのをためらうくらいだった。 『坊っちゃん』といえば国語の教科書にのっていたので、「どういう話か知っている」という認識でいました。だから私の中では「知っている話」「もう読んだ話」と位置付けられていました。では、”楽しんだ”のか?と思い返すと楽しんだ記憶はない。でも今この年齢になって読んだら楽しかった。 そのとき置かれた環境や生きてきた時間によって、ものごとに対する感じ方・考え方は同じではないのだものねぇ。だから、「”知っている”つもり」になってしまって再び目を向けることのないものが、もっともっとたくさんあるのではないだろうかと考えさせられました。 #
by suzunari72
| 2009-04-23 09:32
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